UbuntuがプリインストールされたPCを日本でも購入可能に

ハードウェア

嬉しいニュース飛び込んできた。アイ・オー・データ機器がUbuntuのCanonicalとライセンス契約を締結したとリリースされた。

製品展開としては、プリインストールしたデスクトップ用途のPCを含め、Iotデバイスなど組み込み系機器のOSにもUbuntuを搭載して販売されていくとあった。

「Ubuntu Pro for Devices」というUbuntu OSのライセンス販売も手掛けていくとあり、Ubuntu OSのリセラーとする役割も果たす。

個人でも搭載PCが購入できるのは嬉しい

法人向けだけでなく、我々エンドユーザーにも販売されるので、一時期DellのUbuntu搭載PCが購入できた時代のようにアイ・オー・データ機器から購入できそうだ。

数年前からUbuntuは「Ubuntu Pro」という有償サポートが導入されている。10年間のセキュリティサポートやアップデートとして保証される。バージョンアップで不具合に悩まされることから解放されるメリットがある。

サブスクとなっていて個人は無料でも登録する必要がある。既に登録して使っているが、登録はメールを受信するのにUbuntuで設定しておかないとならず、やや面倒に感じたがそれほど難しいわけではない。

サポートが自力しかないのが常のオープンソースOSでは、Ubuntu Proは頼りがいがある。企業にとっては安心できるだろう。

OS単体または他社PCでもUbuntu OS搭載か

OSのライセンス販売も手掛けるとあった。サポート付きのUbuntuを単体で購入、もしくはライセンスとしてリセールできるため、他社のPCでもUbuntu搭載PCが発売される可能性が出てきた。

アイ・オー・データ機器からはミニPCデバイスとNASの予定が紹介されていた。

他社からノートPCも販売されることを期待したい。

今後の情報に期待

もしかしたら、中古PCにインストールしなくても良くなりそうでとても楽しみに待ちたい。

新しい機種でUbuntu OSに合わせたPCが出てくれば、私のようにWindows OSが必要と思わない層に選択肢が増える。

Ubuntuは日本ではまだまだかもしれないが、他のディストリビューションに比べれば圧倒的に情報量は一番多いため、個人なら乗り換える人も増えるに違いない。

企業側としても、特に役所といった公的機関では、WindowsOSのリプレイスとは比べものにならないほど安価に用意できるため、昔に流行った官公庁のUbuntu利用が増えていくことも期待したい。

もしかして、これが契機になり日本でも市場が活発になれば、Linuxのファンとしても嬉しい。

中古PCに搭載するなら、Linux Mintも良かったですよ。

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